酸素濃度計・溶存酸素計のことなら
0120-67-2827
受付時間 9:00~17:20(土曜・日曜以外)
〒443-0011 愛知県蒲郡市豊岡町石田1-1
~BOD測定~
BODの測定方法は、JIS K 0102(工場排水試験方法)に定められています。JIS法の5日間のBODの測定は、サンプル水を希釈水で希釈し、20℃で5日間放置したときの消費された溶存酸素量で表されます。
測定しようとするサンプル水を希釈し、培養前の溶存酸素量を溶存酸素を測定しておきます。フラン瓶を5日間培養したのち、再度溶存酸素量を測定します。この培養前後の溶存酸素の差が5日間における溶存酸素の消費量であり、この値に希釈した倍率を乗じたものがBOD値となります。
JIS法におけるBOD測定法は、正常なBOD値を得るために5日間の培養期間中の溶存酸素の消費量が40%~70%の範囲に入らなければいけません。例えば、20℃における溶存酸素の飽和量は8.8mg/Lであり、この値の40%は3.5mg/Lで、70%は6.2mg/Lです。したがって、溶存酸素の消費量が3.5~6.2mg/Lになるように、希釈水を用いてサンプル水を希釈し、BODの測定を行うのがJIS法です。
Copyright (c) 飯島電子工業株式会社. All Rights Reserved.