「センサー出力劣化」のメッセージは、校正時またはpH電極点検時にセンサー出力が低下している場合に表示されます。下記にしたがって、確認および処置をお願いします。

1点目の校正をpH7以外の標準液で行った
校正を行うときは、pH7の標準液を使用して1点目の校正を行ってください。
内部液の量が半分以下に減っている
古い内部液を使っている
内部液に他の液体が混ざっている
内部液が少なくなっている場合は、内部液を補充してください。また、減っていなくても前回内部液を交換してから3ヶ月以上経っている場合や、内部液に他の液体が混ざっている場合は、今入っている内部液を全て出してから、新しい内部液を入れてください。その後、再度校正してください。
交換頻度は、毎日測定する場合は1ヶ月に1回、時々測定する場合は3ヶ月に1回が目安です。
pH電極先端部の電極膜やジャンクションが汚れている 電極プロテクトキャップをガラス電極から取り外し、油分などの有機物の汚れは、アルコールまたは中性洗剤などを含ませたティッシュペーパーなどで軽く拭き取った後、純水で洗浄してください。
汚れたり劣化した標準液を使用している。または、標準液と異なる液体を使用している。
標準液を正しく調整し直し、再度校正またはpH電極点検を行ってください。

上記の処置を行っても改善されない場合は、pH電極の破損(ひびが入っている、pH電極先端部の電極膜が割れている、ジャンクションが折れている、ケーブルが断線しているなど)が考えられます。破損の症状が見られる場合は、新品のpH電極に交換してください。
pH電極(型式:P-135T)標準価格¥30,450
新品のpH電極に交換した場合は、pH7の標準液から2点校正をおこなってください。

新品のpH電極に交換しても改善されない場合は、弊社にてお預かりし、点検・修理対応となります。

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