酸素濃度計・溶存酸素計のことなら
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MLSS計 IM-100P/80P/50P
前回のゼロ校正時のセンサーの出力と、今回のゼロ校正時のセンサーの出力の差が大きい(10%以上)場合に表示されます。
①センサーのセルガラス面が汚れていませんか?
センサーセルガラス面を傷つけないように注意して、付属の洗浄用ブラシを使って水洗いし、再度水道水でゼロ校正をしてください。詳細は ゼロ校正の方法 をご参照ください。
②水や校正容器が汚れていませんか?
校正容器を洗浄し、再度水道水を入れてからゼロ校正をしてください。
③センサーのセルガラス面が遮光されていませんか?
付着している汚泥など遮光の原因になっているものを取り除いてから、再度水道水でゼロ校正をしてください。詳細は ゼロ校正の方法 をご参照ください。
④付属の校正容器以外の容器で校正していませんか?
付属の校正容器に水道水を入れて校正してください。必ずしも専用容器でなくてもよいですが、外からの光が入らない容器で校正してください。
ゼロ校正時、センサーの出力が低下した場合に(1000mV未満)寿命予告として表示されます。
①センサーのセルガラス面が汚れていませんか?
センサーセルガラス面を傷つけないように注意して、付属の洗浄用ブラシを使って水洗いし、再度水道水でゼロ校正をしてください。詳細は ゼロ校正の方法 をご参照ください。
②水や校正容器が汚れていませんか?
校正容器を洗浄し、再度水道水を入れてからゼロ校正をしてください。詳細は ゼロ校正の方法 をご参照ください。
③センサーのセルガラス面が遮光されていませんか?
付着している汚泥など遮光の原因になっているものを取り除いてから、再度水道水でゼロ校正をしてください。詳細は ゼロ校正の方法 をご参照ください。
それでも改善しない場合は、センサー光源の劣化、またはセンサー故障の可能性がありますので、弊社にてお預かりし、修理対応となります。
●スパン校正時に「Err.3」が出る場合
実際の濃度より、校正濃度が極端に濃い数値で設定されている場合に表示されます。設定値を正しい値に設定し直し、スパン校正または手分析後の後入力を実施してください。
●ゼロ校正時に「Err.3」が出る場合
「CAL/MEAS」切替スイッチを「CAL」側にしてゼロ校正をしている場合に表示されます。
「CAL/MEAS」切替スイッチを「MEAS」側にしてゼロ校正をしてください。
詳細は、ゼロ校正の方法 をご参照ください。
●ゼロ校正時に「Err.4」が出る場合
水道水以外でゼロ校正をしている場合に表示されます。下記についてご確認いただき、処置をしてください。詳細は、ゼロ校正の方法 をご参照ください。
①センサーが空気中に出された状態でゼロ校正をしていませんか?
水道水を半分以上入れた校正容器にセンサーを入れて、ゼロ校正をしてください。
②校正容器内の水道水は半分以上入っていますか?
校正容器の半分以上の量になるように水道水を入れ、ゼロ校正をしてください。
●IM-100Pは水深が表示されますので、センサーを校正容器に入れたときに水深が「0.05」以上を表示するように水道水を足して、ゼロ校正をしてください。
③水や校正容器が汚れていませんか?
校正容器を洗浄し、再度水道水を入れてからゼロ校正をしてください。
④センサーを水道水に浸けた状態、またはセルガラス面に水滴がついている状態で、電源を入れていませんか?
いったん電源をOFFにし、センサーを大気中に出し、センサーのセルガラス面の水滴を拭き取ってください。センサーを大気中に出した状態で電源を入れてから、再度ゼロ校正を行ってください。
●1/2スパン校正時に「Err.4」が出る場合
予想される濃度より極端に外れている場合に表示されます。
①検水の希釈倍率を間違えていませんか?
検水を1/2の濃度に希釈し、スパン校正を行ってください。
②水道水でスパン校正を行っていませんか?
検水を1/2の濃度に希釈したもので、校正を行ってください。
電源ON時に、水深センサーに圧力がかかっている場合(前回校正時より50%以上外れた場合)に表示されます。
●センサーを水に入れた状態で電源を入れている場合
センサーを大気中に出した状態で電源を入れてください。
●大気中で電源を入れても改善しない場合
水深センサー用の穴に異物が詰まっている可能性があります。付属の洗浄用ブラシで異物を取り除いて洗浄し、再度電源を入れてください。
※IM-80P、IM-50Pには水深測定機能はありません。
水深センサーに圧力がかかっている場合(-6~6mに入っていない場合)に表示されます。
水深センサー用の穴に異物が詰まっている可能性がありますので、付属の洗浄用ブラシで異物を取り除いて洗浄し、再度電源を入れてください。
それでも改善しない場合は、水深センサー寿命、または故障の可能性があるため、弊社にてお預かりし修理対応となります。
※IM-80P、IM-50Pには水深測定機能はありません。
水深センサーの出力が低下している場合(120mV未満)に表示されます。
水深センサーの回路故障の可能性がありますので、弊社にてお預かりし修理対応となります。
※IM-80P、IM-50Pには水深測定機能はありません。
校正値や設定値の記憶が正常に行えなかった場合に表示されます。校正中、近くに無線機や携帯電話などの電磁波発生源がある場合は、電磁波発生源のない環境で操作をしてください。
それでも改善しない場合は、計器本体の故障の可能性があるため、弊社にてお預かりし修理対応となります。
MLSS値がマイナスを表示する | MLSS値が「9999」を表示する |
MLSS値が「0」を表示する | MLSS値がいつもより高い |
MLSS値がいつもより低い |
MLSS値が手分析値と合わない |
値がふらつく・安定しない |
水深表示がおかしい |
●マイナスを表示する場合はゼロ点がずれている可能性がありますので、付属の校正容器(または光の入らない容器)に水道水を入れて、ゼロ校正をしてください。詳細は ゼロ校正の方法 をご参照ください。
●ゼロ校正をやり直してもMLSS値がマイナスになる場合は、相関式を一度リセットし、再度ゼロ校正、スパン校正をやり直してください。詳細は、相関式のリセット方法 をご参照ください。
重量で測る手分析値と赤外線透過光方式で測るMLSS計の値では、原理の違いから必ずしも一致しません。そのため、手分析値に合わせてスパン校正する必要があります。詳細は、スパン校正の方法 をご参照ください。
それでも一致しない場合は、下記についてご確認ください。
●それでも改善しない場合
水深センサーの故障の可能性があるため、弊社にてお預かりし、修理対応となります。
電源が入らない |
相関式のリセットができない |
大気中で指示値が「0」を表示しないのは正常か? |
吸光度の記憶ができない |
●乾電池が正しく装着されていない可能性があります。
本体裏側の電池フタを開け、乾電池が正しい向きで装着してください。
●乾電池が正しく装着されていても電源が入らない場合は、乾電池の寿命が考えられます。
新品の単4形アルカリ乾電池に交換してください。乾電池寿命のめやすは、連続使用で約360時間です。
●それでも改善しない場合
スイッチ故障、基板故障の可能性があるため、弊社にてお預かりし修理対応となります。
本体裏側の「CAL/MEAS」切替スイッチが「CAL(校正)」側になっている可能性があります。その場合、切替スイッチを「MEAS(測定)」側に切り替えてから、再度相関式をリセットしてください。詳細は、相関式のリセット方法 をご参照ください。
また、IM-100Pの場合は、モードごとにリセットが必要です。リセットしたいモードが正しく選択されているかご確認ください。
また、相関式をリセットすると、出荷時の状態に戻ります。測定の際はゼロ校正、スパン校正を行ってください。
センサー部を大気中に置いた状態では、大気はセルガラスと屈折率の差が大きいため、セルガラス面で赤外線が反射してしまい、水道水中よりも高めに表示されます。そのため、大気中では指示値は「0」にならず、100mg/L前後の数値になるのが正常です。
電源を入れたときに表示されるプログラムのバージョンが「P.1.04」以前の従来モデル(IM-100)は、吸光度の記憶機能がありません。プログラムをバージョンアップすることで、吸光度の記憶機能を追加することができますので、弊社までご連絡ください。
現行モデルのIM-100P/80P/50P(およびIM-50)は、吸光度の記憶機能が搭載されています。
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