酸素濃度計・溶存酸素計のことなら
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DOメーター ID-160T
取り扱い・メンテナンス情報一覧(クリックすると該当のタイトルにジャンプします)
1. 電源OFFの状態で、履歴キー(青)を押しながら電源キー(赤)を押します。
2. 設定メニューが表示されます。(履歴キー[青]で選択し、記録キー[緑]で決定します)
■淡水/海水設定
■時刻設定
■初期化機能
■製品情報
初期化とは、スパン・ゼロ校正値を出荷時の数値に戻す操作です。校正した後に測定値がおかしくなった場合や、海水/ガイダンス表示設定を出荷時の設定に戻したい場合に使います。
1. 設定メニュ―から履歴キー(青)で「初期化」を選択します。
初期化画面になります。
1. 電源キー(赤)を押して電源を入れます。
2. プローブ部を測定水に入れ、流速を与えます。
3. 自動安定した時点で回転表示が消灯します。そのときの指示値を読み取ります。
■流速がない場合
ケーブルを持ち、プローブを水中で約30cm往復/秒の速さで上下させます。
<注意>手首のスナップを利かせずに上下してください。
■自動安定判断後の指示値の更新・解除条件
・安定判断後の指示値は保持され、15秒間隔で更新されます。
・保持された指示値は±0.2mg/L以上(1mg/L以下の場合は±0.1mg/L)の変化があった場合、自動的に保持された指示値が解除され、新たに安定判断が開始されます。
■こんなときにスパン校正が必要です
酸素センサーに水滴が付いていない状態で、空気飽和率が「95%以下」または「115%以上」の場合にスパン校正を行ってください。(真値とのズレが10%程度許容できる場合)
■「空気飽和率」とは
試料水の実際の溶存酸素量とその状態での酸素の飽和量との比を表します。乾燥空気中の空気飽和率は105%前後(20℃の場合)を表示します。
■低濃度を正確に測りたい場合には、ゼロ校正が必要です
1. 電源OFFの状態で、記録キー(緑)を押しながら電源キー(赤)を押します。
2. 記録キー(緑)を1秒以上長押しします。
校正を開始し、安定判断中画面になります(十分に安定している場合は即時、校正完了の画面になります)。
3. 「校正完了」を約1秒表示し、数値が出たらスパン校正完了です。
校正値は電源をOFFにしたり電池を外しても保持されます。
1. ゼロ標準液を準備します。
(亜硫酸ナトリウム[無水]約25gを水に溶かし、水を加えて500mLとしたもの。)
2. プローブをゼロ標準液に入れます。
・水温センサーがゼロ標準液に浸かるまで沈めてください。
・酸素センサー先端に気泡が残らないようプローブを軽くふってください。
・10分以上撹拌しながら安定させます。
3. 電源OFFの状態で、記録キー(緑)を押しながら電源キー(赤)を押します。
電源が入り、DO指示値が「0.00」付近で安定していることを確認します。
4. 記録キー(緑)を1秒以上長押しします。
0リセットを開始し、安定判断中画面になります。
3. 「校正完了」を約1秒表示し、数値が出たらスパン校正完了です。
校正値は電源OFFしたり電池を外しても保持されます。
4. 最後に、ゼロ標準液をきれいに洗い流します。
ビーカーなどに入れた水道水に、プローブ部のゼロ標準液が使った部分まで浸け、軽く振ります。
1. 測定後は、酸素センサーおよびラバーキャップをセットした状態でプローブの汚れを水道水などで洗浄します。
2. 酸素センサーやプローブに付着した汚れを落とすためには、ビーカーなどの容器に水道水を入れ、プローブ部を浸け軽く振ってください。
3. 乾いたタオルなどで水気を拭き取り、保管します。
<注意>蛇口からの水を直接酸素センサーに当てないでください。
蛇口から出る水圧は非常に高いため、酸素センサー先端部の隔膜を破損させてしまう恐れがあります。
<注意>酸素センサーはプローブに取り付けたまま保管してください。
やむを得ず取り外すときは、開封時に取り付けてある導電性ゴムを、右図の位置に確実に差した状態で保管してください。
1. ラバーキャップを左に回して外し、酸素センサーはまっすぐ引っ張って取り外します。
先端のゴム部分を持って回さないでください。(金属部分を持って取り外してください。)
2. 新品の酸素センサーをプローブに取り付けます。
電極ピンを穴に合わせて差し込みます。
3. ラバーキャップを取り付けます。
4.酸素センサーを交換した後は、校正を行ってください。
プローブ内に水分がある場合はよく拭き取ってからセンサーを取り付けてください。水入りすると異常値や故障の原因となります。
動画ダウンロード
「酸素センサー・膜液交換カートリッジの交換」
(容量:183MB)
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酸素センサー先端の隔膜が破れてしまった場合や、校正時に「センサー異常」などのエラーメッセージが頻繁に出た場合、安定判断しない場合は、隔膜カートリッジと電解液を新品に交換することで改善する場合があります。
膜液交換カートリッジは、DOメーター(ID-160T)本体出荷時に1セット付属してます。
<ご注意>酸素センサー(WA-TL)には付属していません。必要の際に、ご注文ください。(型式:TLC61、標準価格2,500円)
※電解液には使用期限を記載しています。有効期限を過ぎた電解液は使用しないでください。
※作業の際は、付属の手袋を必ず着用してください。
3. 隔膜カートリッジを電極ベースから取り外します。
・酸素センサーに回転防止シールが貼ってある場合は、回転防止シールを剥がします。
・電解液が漏れないよう必ず隔膜側を下に向けてください。
・隔膜カートリッジを手で固定し、電極ベースを反時計回りに約20°回して溝に沿って引き抜きます。
4. 電解液・隔膜カートリッジを処分用袋に入れ、燃えるゴミとして処分します。
・電解液が漏れないようしっかりチャックを閉めてください。
・隔膜カートリッジはプラスチックでできていますので各自治体の分別方法に従って処分してください。
6. 交換用の隔膜カートリッジに電解液を全て入れます。
・容器に入っている電解液量は1回分です。容器に液が残らないようにしてください。
・電解液を抜いた状態で保管しないでください。応答性が著しく劣化します。
7. 隔膜カートリッジを取り付けます。
隔膜カートリッジを手で固定し、電極ベースを溝に沿って時計回りに押し込み、カチッと音がするまで約20°回します。電解液が飛散することがありますので十分に注意して作業を行ってください。
8. 酸素センサーをプローブに取り付け、ラバーキャップを取り付けます。
9. 約2時間安定させ、校正します。
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「酸素センサー・膜液交換カートリッジの交換」
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