取り扱い・メンテナンス情報一覧(クリックすると該当のタイトルにジャンプします)

取り扱い・操作方法

「自動測定モード」と「手動測定モード」

パックマスターとパックキーパーは、内蔵の自動吸引ポンプによってガスをサンプリングして、測定や校正を行いますが、パックマスターのみ、手動測定に切り替えることができます。
手動測定とは、オプション(別売)の「加・減圧用サンプラー(型式:S-2)」を使用することで、ポンプを使わず手動でのシリンジ操作でガスをサンプリングする方法です。切替方法は、動画で詳しく紹介しています。
なお、パックキーパーは自動測定のみで、加・減圧用サンプラーを使うことができず、手動測定への切替もできません。

【動画】測定準備、自動/手動切替(高画質)

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【動画】測定準備、自動/手動切替(低画質)

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校正の種類と方法(スパン校正、0リセット、ゼロ校正)

●スパン校正
1日1回、測定前に行います。
●0リセット
・校正用の窒素ガスがない場合に、ワグニットを取り外した状態で(出力が0の状態で)正しく「0.00」を表示するよう、電気的に調整する操作です。
・毎日行う必要はなく、測定値がいつもと比べておかしいなと感じる場合に行います。また、ワグニットを交換した後には必ず「0リセット」または「ゼロ校正」が必要です。
・低濃度測定中に誤って「CAL」を押してしまう誤操作など、何らかの要因でゼロ点がずれてしまっている場合は、測定値が低めに出てしまうため、正しくリセットする必要があります。
●ゼロ校正
・校正用の窒素ガスをサンプリングして指示値を「0.00%O2」に調整する操作です。
・サンプリングに必要な窒素ガス流量のめやすは、Φ4mmのチューブ使用の場合で100~200mL/分以上です。
・毎日行う必要はなく、測定値がいつもと比べておかしいなと感じる場合に行います。また、ワグニットを交換した後には必ず「0リセット」または「ゼロ校正」が必要です。
●校正の順序
スパン校正と、0リセットまたはゼロ校正を行う場合、どちらを先に行っても構いません。いずれも測定の前に行ってください。

本体および交換部品の名称と型式

製品を構成する部品や消耗品を画像付きで紹介します。メンテナンスの際の参考にしてください。(画像はパックマスターですが、パックキーパーも共通です。)

パックマスター部品構成図

①ハウジングソケット
②ワグニット(型式:WA-SGF)
③ハウジングキャップ
④ハウジングカバー
⑤隔膜保護フィルター
⑥アダプターフィッティング
⑦サンプリングチューブ
⑧メンブレンフィルター
⑨フィッティング
⑩綿(米粒大)
⑪注射針(型式:NN-2138S)

保守・メンテナンス

ワグニット(WA-SGF)取扱の注意点

ワグニットWA-SGF

●表面の隔膜を手で触れたり、力を加えたりしないでください。
ワグニットは内部に構成された電極に電解液を満たし、表面に薄い隔膜を張っています。この隔膜表面で、ガス中の酸素を検知する仕組みになっています。外部からの傷や破損、汚れの付着、圧力による変形などにより、正常に測定ができなくなります。
●傷や破損が見られる場合は新品のワグニットに交換が必要です。
下の画像のような状態が見られる場合は、新品のワグニットをご購入いただき、交換してください。(標準価格:18,500円)

①隔膜が破れて内部の電解液が漏れ出している

ワグニットの隔膜破れ

②隔膜全体が破れて内部の電解液も空になっている

ワグニットの隔膜破れ

③外部から力により、隔膜と内部の電極が破損している

ワグニットの隔膜破損

●隔膜に傷などの異常がなくても、測定値の異常やエラー表示が出る場合
「End」「chn」などのエラーが表示される場合や、大気を測定しても値が「0.00」を表示する場合は、ワグニットの寿命が考えられます。新品のワグニット(型式:WA-SGF、標準価格18,500円)をご購入いただき、動画を参照し交換をしてください。
●ワグニットを新品に交換した後は、ゼロ校正または0リセットをしてください。
→ 校正方法 をご参照ください。

【動画】ワグニットの交換方法(高画質)

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【動画】ワグニットの交換方法(低画質)

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ワグニット導電性ゴム

●ワグニットの保管方法
通常、ワグニットは本体につけたままで構いません。湿度40%~90%で、涼しくなるべく温度が一定の場所で、直射日光の当たらない場所で保管してください。ワグニットを本体から外して保管する場合は、画像のように、ワグニットにショートピンを付けて保管してください。

「隔膜保護フィルター」の役割と注意点

隔膜保護フィルター

ハウジングカバーの内部の中心部に取り付けてあり、白いフィルター、黒いゴム製の台座、バネで構成されています。ワグニットの表面の隔膜を保護するためのもので、これが付いていないと、正確に測定ができません。また、下の写真のように部分的な破損でも、ワグニットの隔膜を破損させたり、ワグニットの出力が不安定になったりします。該当する場合は、新品の隔膜保護フィルターに交換が必要です。(型式:RO-KHF、標準価格3,000円)

①白いフィルターが取れている(または部分的に剥がれている)

隔膜保護フィルターの交換事例

②白いフィルターが濡れ・湿りにより変形している

白いフィルターのつぶれ

③バネとゴム部分が分離している(または破損している)

隔膜保護フィルター交換事例

隔膜保護フィルターが正常で、ただ外れただけの場合は、下記の動画を参照し、手で取り付けてください。

【動画】隔膜保護フィルターの取付方法(高画質)

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【動画】隔膜保護フィルターの取付方法(低画質)

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サンプリングチューブの交換方法

チューブ穴

サンプリングチューブの状態をよく確認し、亀裂や破損が見られる場合は、そこから外気が混入して正常な値が下がりにくかったり、高く出たりすることがあります。画像のようにハウジングカバーの「アダプターフィッティング」との接続部は、屈曲により破損することがあります。亀裂や破損がある場合は、該当箇所を切断するか、新品のチューブに交換してください。
●新品交換の場合は、メンテナンスキット(型式:MK-5、標準価格:9,000円)に、サンプリングチューブ2mが付属しています。

●亀裂や破損箇所が明確で、一部のみの場合
該当箇所を切断し、再度接続します。接続の際は、奥までしっかり差し込んでください。
●全体的な劣化や、内部の汚れがある場合
交換用のサンプリングチューブを最長50cmに切り、接続します。50cmより長いと、サンプルガスを適切な流量で吸引できず、正確な測定ができないことがあります。

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