B100BTi/BT / B-100TA

測定について

指示部の表示が出ません。

下記についてご確認いただき、それぞれ処置を行ってください。

(1)電源プラグや配線が根元までしっかり差し込まれていない。
電源プラグや配線を根元までしっかり差し込んでください。

(2)外部ソフトをインストールした。
インストールしたソフトが測定システムに影響を及ぼした可能性があるため、修理依頼してください。

(3)<B-100TAのみ>バッテリー電源の充電が無くなった。(バッテリー電源使用時)
ACアダプターを接続して充電してください。

測定中にDOプローブのぶっつけガードがずり落ちてきて撹拌翼に当たり撹拌が止まってしまいます。

ぶっつけガードをワグニットの上の方まで差し込むと、ワグニットの上部が少し太くなっているのでバネが伸びてしまう可能性があるため、段差以上に差し込まないようにしてください。
また、ぶっつけガードは消耗品のため、ゆるくなっていた場合は、新品に交換してください。

測定値が高めまたは低めを表示します。

考えられる要因について下記をご確認いただき、それぞれ処置を行ってください。

(1)ワグニットの隔膜にシワや傷や浮きや汚れがある。
(2)ワグニットを3カ月以上メンテナンス(膜液交換)していない。
ワグニットの膜液交換をして、十分な安定時間(約12時間)を取ってから校正をした後測定をしてください。

(3)大気と測定水に温度差がある。
電極を測定水に浸けて2~3分ほど水温安定させてから測定を開始してください。

(4)測定水(フラン瓶)毎に温度差がある。
恒温水槽内で測定するなど一定の水温になるようにして測定するか、電極を測定水に浸けて2~3分ほど水温安定させてから測定を開始してください。

(5)測定前に飽和水校正とゼロ校正を実施していない。
最低測定開始前に1度、飽和水校正とゼロ校正を実施してから測定を開始してください。

(6)膜液交換をしてから測定までに安定時間(約12時間)を取っていない。
膜液交換後は、大気中保管で12時間ほどの安定時間を取ってから校正後、測定をしてください。

(7)前回の校正が正常に行われていない。
再度飽和水校正とゼロ校正を実施してください。

(8)無線機や携帯電話などの電波発信源が近くにある。
ノイズ発生源を取り除くか、影響のない場所で測定を行ってください。

ゼロ水を測定すると、マイナス表示が出ます。

考えられる要因について下記をご確認いただき、それぞれ処置を行ってください。

(1)膜液交換をしてからゼロ校正までに安定時間(約12時間)を取っていない。
膜液交換後は、大気中保管で12時間ほどの安定時間を取ってから再度ゼロ校正をしてください。

(2)ワグニットの隔膜にシワや傷や浮きや汚れがある。
(3)ワグニットを3カ月以上メンテナンス(膜液交換)していない。
ワグニットの膜液交換をして、十分な安定時間(約12時間)を取ってから校正をした後測定をしてください。

測定値がゼロ付近を示しています。

考えられる要因について下記をご確認いただき、それぞれ処置を行ってください。

(1)ワグニットのインナーセルとアウターセルのネジ込みが緩い。
ワグニットのインナーセルの位置合わせ穴とアウターセルの識別番号の位置が合うように付属のスパナでしっかり締め込んでください。

(2)ワグニットとDOプローブの接続コネクター部に水滴が付いている。
プローブのワグニット接続コネクター部と、ワグニットのコネクター部の水滴を拭き取り、乾燥させた後でワグニットを取付けてください。

(3)ワグニットのコネクター部(プローブとの接続部)ネジが外れている。
ワグニットのコネクター部にバネを装着してプローブに取付けてください。バネが無くなった場合は、弊社までお問い合わせください。

(4)ワグニットの隔膜にシワや傷や浮きや汚れがある。
(5)ワグニットを3カ月以上メンテナンス(膜液交換)していない。
ワグニットの膜液交換をして、十分な安定時間(約12時間)を取ってから校正をした後測定をしてください。

測定値が高めな値を示しています。

考えられる要因について下記をご確認いただき、それぞれ処置を行ってください。

(1)ワグニットの先端に気泡が付いている。
フラン瓶からDOプローブを一旦抜き、気泡を取り除き、気泡が付かないよう注意してDOプローブをフラン瓶に挿入してください。

(2)DOプローブに衝撃を与えた。
衝撃により一時的に測定値が高くなる場合がありますので、しばらく時間をおいてください。

複数のDOプローブ使用時に測定開始チャンネルがずれてしまいます。

測定開始判断まで最大1秒必要となり、1秒間に2つのSTARTスイッチが押されると順番が不確定となってしまいます。
STARTスイッチを押す間隔は1秒以上あけて、指示部に「測定中」と表示されている事を確認してから次のDOプローブのSTARTスイッチを押してください。

旧機種と比較して、プローブ(BTP-01)をフラン瓶に入れたときのぐらつきが気になります。テーパーサイズ19に対応しているのでしょうか?

DOプローブ(BTP-01)は、旧機種B-100Z/103Zのワグニットホルダ(PH-6)のようにテーパーサイズ19にテーパーに沿ってピッタリはまるように元々設計されておらず、ぐらつきがある設計ですが、テーパーサイズ19に入るように小さく設計はされています。
以前はテーパーになっていることでフラン瓶から抜けにくくなっており作業性が悪くなっていましたが、DOプローブ(BTP-01)では、プローブのフラン瓶への出し入れをスムーズにするために、このような仕様になっています。密閉性に関しては、BTP-01にはOリングがついているためフラン瓶の口を塞いでいるため問題ありません。

温度補正は、どれくらいの範囲で補正が可能ですか?

温度補正は、ワグニットの特性上、温度が上がると出力が上がってしまうため、水温によっては下がることがありますので、補正をかけて正しい測定値を表示させる機能です。補正範囲は0~40℃となります。

通常は自動安定判断後自動停止しますが、安定しなかった場合どうなりますか?

測定機能として300秒以内に測定値が安定しないようであればエラーが出るようになっています。
数値が安定しない原因として、下記についてご確認いただき、それぞれ処置を行ってください。

(1)気泡がワグニット先端の隔膜についている。
フラン瓶から一旦DOプローブを抜き、気泡を取り除き、気泡が付かないよう注意してDOプローブをフラン瓶に挿入してください。

(2)水温が安定していない。
プローブを測定水に浸けて2~3分ほど水温安定させてから、測定開始してください。

(3)ワグニット先端の隔膜にシワ・汚れ・傷などがついている。
汚れをふき取るか、ワグニットメンテナンス手順に従って膜液交換を実施してください。

塩化物イオン補正をD1測定後にしてもよいですか?

後からの修正はできません。修正する場合は、手計算になります。

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