酸素濃度計・溶存酸素計のことなら
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【販売終了】DOメーター ID-100
長持ち、カンタン操作、使いやすさを形にした、ロングセラーのハンディDOメーター。
浄化槽(単独浄化槽・合併浄化槽)、工場排水処理施設の維持管理、水産養殖のDO管理、海・川の水質調査などに使われる測定器です。
ふらつきの要因として以下の4つがあります。
(1)流速の不足
プローブを上下(30cm/秒の往復)させることで、必要な流速が得られます。
(2)ワグニット表面に気泡が付いている。
プローブを上向きにする事で気泡の影響を軽減できます。
オプションのバブルアウターを使用することで対応できます。
(3)隔膜にやぶれやシワがある。
ワグニット交換となります。
ワグニット購入後3ヶ月以内でしたら、再生ができる場合がありますので、弊社にご相談ください。
(4)ワグニットの寿命
ワグニット交換となります。
上記以外の場合では、故障が考えられます。修理が必要となりますので本体一式を弊社までお送りください。
30cm上下往復/秒がやれる場所では、必要な流速確保のために行ってください。必要な流速(上下往復)の最適目安としてID-100指示値がふらつきが無くなり、安定した指示値になるところが最適となります。
ID-100プローブの上下往復/秒が困難なほど流速のある場所ではできる範囲内で結構です。
ごく少量ですが、ワグニットの隔膜上の溶存酸素は、消費されてゼロになります。また、溶存酸素は水に動きを制限されて自由に動くことができず、流速を与え溶存酸素を動かすことで、溶存酸素の平衡状態を保つことができるようになり溶存酸素測定が可能となります。
ちなみに大気中の酸素濃度測定の場合では、酸素分子の動きを制限するものが無いため、容易に平衡状態になり、簡単に測れます。
ID-100の測定範囲は0~20mg/Lなので、測定範囲外になると点滅します。
考えられる要因として以下の7つがあります。
(1)流速の違い
プローブを上下(30cm/秒の往復)させることで、必要な流速が得られます。
(2)ワグニット表面に気泡が付いている
プローブを上向きにする事で気泡の影響を軽減できます。
オプションのバブルアウターを使用することで対応できます。
(3)校正が正しく行われていない
ワグニットの状態、温度安定を確認後、校正を再度行ってください。
(4)淡水/塩水の切り替えスイッチの設定が異なる。
正しい設定に直してください。
(5)ワグニットの劣化
ワグニットの劣化の場合はワグニットの交換を行ってください。(ワグニット寿命半年~1年、保証期間3ヶ月)
(6)温度表示のズレ
弊社で温度調整を行う必要がありますので、一度、本体一式をお送りください。
(7)ワグニットを外した状態で0.00mg/L以外の数値がでている
ゼロ点がズレていると考えられますので、取扱説明書の「測定方法」を参照に、ゼロ点校正を行ってください。
上記以外では、故障が考えられます。修理が必要ですので本体一式を弊社までお送りください。
ポンプを設置する場合は、必ずセンサー部(ハウジング)の手前に設置し、センサー部の後に設置しないでください。ポンプをセンサー部の後に設置すると、ハウジング内が負圧になり、ワグニットの隔膜が破損する可能性があります。また、ポンプで吸引する事により、配管やハウジング部が負圧になる事で、少しでも漏れがあると値が高く表示される可能性があります。
プローブが流れてしまう場合には、通常よりも重いワグニットカバー(当社比3倍:IDC02)を別売りにてご用意しております。
また、正確に鉛直方向のDOを測定したい場合には、長い棒のようなものにプローブをくくりつけ、測定する方法もあります。(ただし、弊社では棒はご用意しておりません。)
測定できない場合がございます。ワグニット、プローブ材料図にて影響しないかをご確認ください。耐薬品性は、pHだけで決まる物ではなく、薬品固有の腐食性が関係してきます。
耐薬品性の計測器として、有機溶媒対応型DOメーター(型式:B-506)がございます。耐薬品性のあるワグニットを使用しております。ぜひ、ご検討ください。
<注意>
水以外の液体のDOを測定する際、飽和溶存酸素量が水の場合と異なりますので、DO値の精度が下がることは、あらかじめご了承ください。
測定可能です。パネル裏の海水切り替えスイッチにより、塩素イオン19000mg/Lで塩分補正を取っております。(取扱説明書の「測定方法」参照)
それ以外の塩素イオン量の場合は、取扱説明書の「付録.水中の飽和溶存酸素量表」を見ていただき、淡水または海水よりどの程度DO値に誤差が出るかを確認していただき、測定値を補正してください。
例えば、Cl:5000mg/L、DO値:7.00mg/L、水温:20℃の時、塩素イオン100mgCl/Lごとに減らすべき溶存酸素量は0.0087(取扱説明書参照)で、20℃における飽和値DO値は8.84mg/Lなので、このときのDO値は、
{8.84-(0.0087×50)}/8.84×7.00mg/L=6.66mg/L となります。
問題ありません。ワグニットの中の気泡は正常です。再度、校正をしてください。
それでも良くならなければ、ピンホール等によるワグニット故障、あるいは本体の故障が原因と考えられますので、弊社までお問い合わせください。
指示値が0.00であればゼロ校正は正常です。ゼロより大きくずれている場合は、亜硫酸ナトリウム溶液(25g/500mL)と安定時間(10分)をポイントに再校正してください。
ワグニットの寿命によりゼロ点変化が大きくなる場合があります。毎回、ゼロ校正がずれる場合は、ワグニット交換で解決できます。
できません。現場で簡単に校正できるように、空気校正のみの仕様にしました。
飽和水校正でより高い精度を追求のお客様には、上位機種を用意してあります。弊社までお問い合わせください。
END表示の原因は、以下のことが考えられます。
(1)ゼロ水に溶存酸素が若干存在する
ゼロ水調整方法が正しくない。
(2)作り置きしたゼロ水を使用したので溶存酸素が増えた
亜硫酸ナトリウム溶液を正しく調整して下さい(25g/500mL)
(3)ワグニットの機能低下
膜浮き、シワ、センサーの寿命などのため、ワグニット交換となります。
上記の内容を確認しても、END表示が出るようでしたら本体故障の可能性があるため、一度弊社までお送りください。
c.Errが出る要因として以下の5つがあります。
(1)プローブ/ワグニットが水中に入っている
プローブ/ワグニットを大気中に出して温度安定後、空気校正をしてください。
(2)プローブの水温センサーにさわっている
水温センサーにさわらないようにして空気校正してください。
(3)クーラーまたはストーブの近くなど温度変化が激しい場所で校正を行っている
温度変化のない場所で空気校正してください。
(4)ワグニットの先端中心部に水滴が付いている
先端中心部の隔膜を傷つけないよう注意して、水滴をティッシュなどで拭き取ってください。
(5)DO測定直後に校正を行っている
DO測定直後は温度変化がありますので、30分おいてから校正してください。上記の処置方法でも「c.Err」表示が消えない場合は、ワグニットの劣化や破損が考えられますので新品と交換してください。
また、取扱説明書の「エラーメッセージ」にエラーメッセージの内容、処置方法が書かれておりますので、詳しくは、取扱説明書をご参照ください。
「END」表示が出る要因として以下の4つがあります。
(1)ワグニットの先端中心部に水滴が付いている
先端中心部の隔膜を傷つけないよう注意して、水滴をティッシュなどで拭き取ってください。
(2)ワグニットの中心部が汚れている
隔膜を傷つけないように綿棒などを水に濡らしたモノでふき取ってください。
(3)エアコンまたはストーブの近くなど温度変化が激しい場所で校正を行っていいる
急激な温度差がある状況では、温度補償が正常に働かないことがあります。温度が安定している場所に30分以上放置してから校正を行ってください。
(4)隔膜が破れている
隔膜の破損は保証対象外ですので、新品をご購入ください。隔膜破損は保証対象外ですが、一度は再生できる場合がありますので、弊社にご相談ください。
上記の内容で「END」表示が消えない場合は、ワグニットの破損か寿命、あるいはプローブの断線などの本体の故障と考えられますので、一度弊社までお送りください。
校正開始後に、カウントダウンし、エラーメッセージが出なければ問題ありません。バージョン1.06以降は、正常に校正されると「good」と表示されます。
人命に対する補償をするためには、使用上多くの制約が必要になり、お客様にご迷惑をお掛けする恐れがあったので削除しました。
補正するための計算式として
DO値=DO指示値×気圧(hPa)/1013 になります。
例)気圧が857hPa,DO計の指示値が6mg/Lの時のDO値は、
DO値=6×857/1013= 5.1mg/L
水深30m以下であれば、問題ありません。
弊社実験結果では、3kg/cm2(およそ30m)まではリニア性がほぼ保たれていました。(誤差:指示値の±5%位)
弊社の校正証明は、DO計が国家標準にトレースした標準ガスまたは機器を用いて検査・試験をした結果、製品仕様の精度範囲内にあった事を証明する書類です。
ただし、溶存酸素の標準物質は、国家標準のトレーサビリティが確立されていません。そのため弊社では、国家標準にトレースした標準ガスで飽和させた溶液を測定し、その溶液の理論値と比較し、評価しています。
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