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MLSS計の測定

MLSS測定方法

1. プローブを大気中に出した状態で電源をON
 (POWERキーを押す)
2. 測定箇所にあったモードを選択(IM-100P/80P)
3. プローブを検水にゆっくり入れ、安定値を読み取る
 
(数値は1/10表示のため10倍にして読み取る)

MLSS測定と水深・界面測定

MLSSの測定方法と、水深測定および界面判断の手順を紹介します。
※水深および界面判断はIM-100Pのみの機能です。IM-80P/50Pにはありません。

MLSS測定と水深・界面測定
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低画質動画(データ容量:約2.6MB)

相関式モードの説明と選択方法

複数の測定箇所に合わせて使い分ける場合は、測定箇所ごとに、モードを選択して測定します。
※IM-100P/80Pのみの機能です。IM-50Pにはありません。

相関式モードの説明と選択方法
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低画質動画(データ容量:約3.2MB)

MLSS計の校正

ゼロ校正(1日1回、測定開始前に必ず実施してください)

MLSSゼロ校正

1. セルガラス面、校正容器をしっかり洗浄する
 (セルガラス面は洗浄用ブラシを使用し、洗浄後は水滴を拭き取る)
2. プローブを大気中に出した状態で電源ON

MLSSゼロ校正

3. 水道水を校正容器に約半分入れ、プローブを校正容器の底までゆっくり入れる
4. 数値が安定したら、CALキーを1秒以上長押し
「good」表示が出たら数値が0mg/Lになり、ゼロ校正は完了です。「Err4」表示が出る場合は、セルガラス面の水滴を拭き取り、2.からやり直してください。

●校正容器について
必ずしも付属の校正容器でなくても良いですが、できる限り付属の校正容器をご使用ください。代用する場合は、外から光が入らない容器をご使用ください。

ゼロ校正

ゼロ校正の手順を動画で紹介します。

MLSS計のゼロ校正
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低画質動画(データ容量:約2.7MB)

スパン校正(測定値が手分析値と合わない場合などに実施してください)

MLSS計のスパン校正

1. 事前にゼロ校正を実施(上記参照)
2. 校正したいモードを選択(IM-100P/80Pのみ)
3. 電池フタを開き、切替スイッチを「CAL」側(左側)にする
4. 「↑」「↓」キーで、表示部下段の数値を手分析値に合わせる
(数値は1/100表示のため1/100の数値を入力)

MLSS計のスパン校正

5. 校正容器に検水を約半分入れ、プローブを入れる
6. 円を描くように容器を回し、数値が安定したら、
CALキーを1秒以上長押し
7. 「good」表示が出たら、切替スイッチを「MEAS」側(右側)に戻し、電池フタを閉める

スパン校正

スパン校正(2点校正)の手順を動画で紹介します。
※モード選択の操作はIM-100P/80Pのみの機能です。IM-50Pにはありません。

MLSS計のスパン校正
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低画質動画(データ容量:約3.0MB)

後校正(外部委託などにより検水採取時すぐにMLSS値が分からない場合)

後校正の手順

汚泥水を採取してから手分析値が分かるまで数日かかる場合でも、採取直後の吸光度を予め本体に記憶させ、あとで手分析値を本体に入力する校正方法です。時間の経過で水質変化が考えられる汚泥水の場合でも、手分析値との相関を最適に保つことができます。

後校正(吸光度の記憶)

<吸光度の記憶>
1. 電源をOFFにし、本体のラバープロテクターを取り外す
2. 本体裏側の電池フタを開き、切替スイッチを「CAL」側(左側)にする
3. 「CAL/MODE」キーと「POWER」キーを同時に押す
 表示部下段が点滅したら指を離してください。
4.「CAL/MODE」キーを押して、吸光度を記憶したいモードを選択する(IM-100P/80Pのみ)
5. 「↑」「↓」「CAL/MODE」キーを同時に押す
 表示部上段の値が点滅し、検水の吸光度の測定を開始します。
 検水の吸光度が上段に表示されます。

MLSS計のスパン校正

6. 校正容器に検水を約半分入れ、プローブを入れる
7. 円を描くように容器を回し、数値が安定したら、「CAL/MODE」キーを1秒以上長押し
 「good」を表示し、数値が点滅から点灯に変わったら吸光度値の記憶が完了です。
8. 切替スイッチを「MEAS」側(右側)に戻し、電池フタを閉める
9. ラバープロテクターを本体に取り付ける

<手分析値の後入力>
1. ゼロ校正を行うゼロ校正の方法 をご参照ください)
2. 電源をOFFにし、ラバープロテクターを取り外す
3. 本体裏側の電池フタを開き、切替スイッチを「CAL」側(左側)にする
4. 「CAL/MODE」キーと「POWER」キーを同時に押す

 表示部下段が点滅したら指を離してください。
5. 「CAL/MODE」キーを押して、手分析値を入力するモードを選択する(IM-100P/80Pのみ)

手分析値の後入力

6. 「↑」「↓」キーを押して表示部下段の表示を手分析値に合わせる
 実際の手分析値の1/100で入力します。
 上段は記憶した検水の吸光度を表示しています。
7. 設定できたら「CAL/MODE」キーを1秒以上長押し
 「good」を表示し表示部下段の表示が点灯したら、校正値を記憶完了です。
8. 切替スイッチを「MEAS」側(右側)に戻し、電池フタを閉める
9. ラバープロテクターを本体に取り付ける

相関式のリセット方法

相関式のリセット

校正により本体に記憶している相関式をリセットすることができます。相関式をリセットをすると、製品出荷時の状態に戻ります。
1. 本体のラバープロテクターを取り外す
2. 本体裏側の電池フタを開ける

3. (IM-100P/80Pのみ)リセットしたい相関式を選択
4. 電源を入れ、本体裏側の「↑」「↓」キーと、「CAL/MODE」キーを同時に押す
 選択中のモードの相関式がリセットされ、「rSt」を2秒間表示し、測定モードに切り替わります。
5. 電池フタを閉め、本体にラバープロテクターを取り付ける

メンテナンスについて

MLSS計のメンテナンス

測定後は必ずセンサーを洗浄してください。

1. センサーカバーを外し、センサーカバーとセンサー、セルガラス面を洗浄用ブラシで洗浄する
 (汚れが落ちない場合は中性洗剤を使用)
2. センサーをきれいな水でよくすすぐ
3. 乾いたタオルの端などでセルガラス面の水滴を拭き取る

センサーの洗浄方法

センサーの洗浄方法を動画で紹介します。

MLSS計センサーの洗浄方法
「MLSS計センサーの洗浄方法」動画ダウンロード

低画質動画(データ容量:約1.5MB)

数値が安定しにくいときは(指示値ふらつき緩和機能)

浮遊物、気泡の影響などで指示値のふらつきが大きく指示値が読みにくい場合は、ふらつき緩和機能の感度(応答性)を下げることができます。「0」~「20」の範囲で設定でき、出荷時は「11」に設定されています。
 測定の応答が早い 0 ←← 11 →→ 20 測定の安定性が良い

<設定方法>
1. 電池フタを開き、「↑」キーを押しながら電源を入れる。(POWERキーを押す)
2. 「↑」「↓」キーを押して設定したい数値(0~20)に合わせる。
3. CALキーを1秒以上長押しし、電池フタを閉める
(設定が完了し、測定できます)

指示値ふらつき緩和機能

指示値ふらつき緩和機能の設定値変更の手順を動画で紹介します。

指示値ふらつき緩和機能
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低画質動画(データ容量:約2.1MB)

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