酸素濃度計・溶存酸素計のことなら
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~MLSS測定~
透過光方式では、浮遊物質により光を遮った量を測ります。そのため、MLSS計は光を検知するセンサー部の汚れやLEDの経時的な劣化による光量低下が誤差の原因となってきます。
弊社のMLSS計は透過光方式を採用しており、水道水を使ったゼロ校正のみでそうした誤差を補正することができます。赤外線パルス透過光方式の測定原理 であるランベルト・ベルの法則からこの理屈は証明できます。日常的なMLSS測定においては、このゼロ校正を行うだけで、測定が可能です。
一方、透過光方式では、浮遊物質により光を遮った量を測っていることから、光の遮る量が同じでも粒子の軽い/重いでMLSS値は変化してしまいます。このため、より正確なMLSS値の把握のためには、既に手分析(重量法)で測定してあるMLSS値をMLSS計に合わせ込むスパン校正を行います。このスパン校正は、測定箇所ごと、また、汚泥水の色や成分が変化するごとに行う必要があります。
また、特に白っぽい汚泥水の場合など、吸光度(入射光と透過光との比)とMLSS値に直線性が見られない場合があります。弊社のMLSS計は、手分析値の分かっている汚泥水でスパン校正したあと、その汚泥水を水道水で2倍希釈して中間値を作り、中間校正する方法(3点校正)もあります。
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