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DOセンサー異常

「DOセンサー異常」のエラーメッセージは、スパン校正・ゼロ校正・測定の際に、酸素センサーの出力が不安定な場合に表示します。下記にしたがって、確認および処置を行ってください。

校正や測定時に酸素センサーの出力が不安定になる要因として、測定環境の温度変化が激しいこと(空調の吹き出し口など)、また、酸素センサーの表面の隔膜が破損していることが考えられます。下記にしたがって、確認および処置をお願いします。

酸素センサーが正しく取り付けられていない パックマスター本体の背面パネルにある『DO IN』のコネクターに、酸素センサー(WA-BRM5)を確実に接続してください。
測定環境温度の変化が激しい(空調の吹き出し口、ストーブが近い) 急激な温度変化があると校正が正確に行われません。空調設備を入れる前など雰囲気温度が安定している室内で温度安定を十分にとってから、スパン校正してください。
酸素センサーの先端の隔膜が上向きの状態でスパン校正を行っている 酸素センサーの先端の隔膜を下向き、または横向きにしてスパン校正を行ってください。
酸素センサーの隔膜・電解液の交換後に安定時間を取っていない 隔膜・電解液の交換後は、隔膜のテンションが安定していないため、数時間から半日の間、隔膜をなじませる時間をおいてください。安定時間を取った後、スパン校正を行ってください。
酸素センサーの隔膜表面に傷やしわなどがある 酸素センサーに付属の「メンテナンス手順書」を参照し、隔膜・電解液を新品に交換してください。交換後は数時間から半日以上の安定時間を取ってから、スパン校正を行ってください。
酸素センサーの先端部の隔膜が汚れている 酸素センサーを洗浄して、汚れを取り除いてください。詳細は、DO測定装置(型式:MA-300)に付属の取扱説明書の「測定後の洗浄」をご参照ください。
洗浄しても汚れが取れない場合は、隔膜・電解液を新品に交換してください。交換後は数時間から半日以上の安定時間を取り、スパン校正を行ってください。
長期間(数ヶ月間)酸素センサーを使用しておらず、久しぶりに使用した 酸素センサーの隔膜・電解液が劣化している可能性があります。隔膜・電解液を新品に交換してください。交換後は数時間から半日以上の安定時間を取り、スパン校正を行ってください。
長期間(数ヶ月間)酸素センサーを使用しておらず、久しぶりに使用した
酸素センサーの隔膜・電解液が劣化している可能性があります。隔膜・電解液を新品に交換してください。交換後は数時間から半日以上の安定時間を取り、スパン校正を行ってください。

●上記の処置を行い、校正条件を確認しても解消しない場合
→ 酸素センサー隔膜の寿命が考えられます。新品の酸素センサー(型式:WA-BRM5)をご注文いただき、交換してください。(標準価格:54,000円)

●酸素センサーを交換しても解消されない場合
→ 本体故障の可能性があります。弊社にてお預かりし、修理対応となります。

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