酸素濃度計・溶存酸素計のことなら
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残存酸素計パックキーパー/パックマスター/パックリーダー
RO-105KS/105S/105LS
酸素センサーの「センサー異常」のメッセージは、O2スパン校正・ゼロ校正・測定の際に、酸素センサーの出力が不安定な場合に表示します。
校正や測定時に酸素センサーの出力が不安定になる要因として、測定環境の温度変化が激しいこと(空調の吹き出し口など)、また、サンプルガス経路(注射針やフィルター、チューブなど)に、詰まり・ゆるみ・破損があることが考えられます。下記にしたがって、確認および処置をお願いします。
・酸素センサーが正しく取り付けられていない ・ハウジング用Oリングが外れている |
・プローブ(青)の▼マークとハウジング(赤)の▲マークを合わせて取り付けてください。 ・ハウジング用Oリングを正しく装着してください。 詳細は、酸素センサーの交換手順 をご参照ください。 |
酸素センサーとハウジングの間に水や異物が入っている | 酸素センサーを取り外して、ハウジング内を清掃してください。酸素センサーの表面中心部の金属メッシュ部分はティッシュなどで軽く拭いて水や異物を除去してください。 |
針、メンブレンフィルター、チェックバルブ、サンプリングチューブの接続にゆるみがある | 針、メンブレンフィルター、チェックバルブ、サンプリングチューブの接続部をしっかり締め込んでください。 フィッティング付サンプリングチューブは、本体側の接続部に、チューブの先端が8~9mm程度を目安に入り込むよう、奥までぐっと強く押し込んでください。 |
針、メンブレンフィルター、チェックバルブ、サンプリングチューブに詰まりがある | 詰まりチェックを実施し、詰まっている部品の詰まりを取り除くか、新品と交換してください。詳細は、詰まりチェック を参照してください。 それでも改善されない場合は、修理依頼をしてください。 |
針、メンブレンフィルター、チェックバルブ、サンプリングチューブが破損している | 破損した部品を新品に交換してください。 |
測定環境温度の変化が激しい(空調の吹き出し口、ストーブが近い) | 空調などの影響を受けない温度変化の少ない室内で、スパン校正してください。 |
●上記の処置を行い、校正条件を確認しても解消しない場合
→ 酸素センサー隔膜の破損が考えられます。酸素センサーを新品と交換してください。詳細は、酸素センサーの交換 をご参照ください。(保証期間内の場合は弊社へお問い合わせください。)
(保証期間内の場合は弊社へお問い合わせください。)
●酸素センサーを交換しても解消されない場合
→ 本体故障の可能性があります。弊社にてお預かりし、修理対応となります。
■2023年11月27日以前の出荷品
CO2校正時、CO2センサー出力が不安定な場合や出力がない場合に表示します。(パックマスター、パックキーパーでは表示しません)
■2023年11月28日以降の出荷品
CO2ゼロ校正時*またはCO2スパン校正時にセンサー出力が不安定な場合や出力がない場合に表示します。(パックマスター、パックキーパーでは表示しません)
*CO2ゼロ校正は2023年11月28日以降出荷品の新機能です。
針、メンブレンフィルター、チェックバルブ、サンプリングチューブが詰まっている | 詰まりチェックを実施し、詰まっている部品の詰まりを取り除くか、新品と交換してください。 → 交換用部品は、オンラインショップ からでもご注文が可能です。 |
【CO2スパン校正時】 ・校正値が正しく設定できていない。 ・注射針から標準ガスを正しく吸引できていない |
■2023年11月27日以前の出荷品 CO2スパン校正は、15~90%CO2の範囲の標準ガスにて、CO2校正値を正しく設定してください。 ■2023年11月28日以降の出荷品 CO2スパン校正は、9~90%CO2の範囲の標準ガスにて、CO2校正値を正しく設定してください。 ・注射針をCO2標準ガスが吸引できる状態にセットして、CO2スパン校正を開始してください。 |
上記の処置を行い、校正条件を確認しても解消しない場合
→ CO2センサーの寿命または故障の可能性が考えられます。CO2センサーの交換は、弊社にてお預かりしての対応となります。弊社まで交換修理依頼をしてください。
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